現役時計バイヤーによる寝かせる時計投資術 第一回目

そもそも腕時計投資とは?

「腕時計投資」とは主に自分が好きな腕時計を購入し、その時計の相場が上がった時に売却して売却益を得る投資方法のことを指します。 また、投資信託や株といった他の投資と最も異なり、「つけて楽しむ」ことができるのも時計好きにとっては嬉しいところです。

 

昨今の状況

高級腕時計市場も販売価格が高騰しているモデルが散見される。新型コロナウイルスの影響もあり、バーゼルワールド等の新作発表会も中止となってしまった。2020年の初頭、欧州のロックダウンにより時計メーカーは生産ラインの操業を停止した為、足元では製品供給の部分に影響が出ている。流通経路に関しても各国間での往来に制限がかかっている為、平常時とは明らかに異なった状況になっている。

しかしながら並行輸入市場、中古市場の売上は右肩上がりの傾向にあり、中古価格もここ数年で値上がりし続けている状況になります。

 

どういう視点で時計を選ぶべきか?

腕時計と言えど株と同じく銘柄選びに失敗すると損失が発生します。

どういう視点で選ぶのかと言うと、初心者であればブランド名とモデルで考えると簡単です。

 

ブランドの価値

世の中にはロレックスやオメガ、タグホイヤーなど沢山のブランドが存在します。

価格も10万円以上でとても高価です。

このなかにも価値の高いブランドや低いブランドがございます。

ざっくりとですが、ここで価値の高いブランドを記載します。

パテックフィリップ

ヴァシュロンコンスタンタン

ランゲアンドゾーネ

リシャールミル

オーデマピゲ

ロレックス

ジャガールクルト

ブレゲ

IWC

パネライ

 

こういうような感じですかね。

 

新品か中古か

次に投資をするにあたって重要になってくるのが、新品で購入するか中古で購入するかです。

初心者は中古で買うことをお勧めします。

並行店の中古品はメンテナンスを行い新品と遜色のない状態になっております。

そしてブランドやモデルによっては新品より遥かに安く売られております。

新品で買ったものを査定に出す時、たとえ新品状態が良くても中古の相場で査定されるため購入価格と査定額にかなりの幅が出てしまい損失がでてしまいます。

それならば初めから中古で購入してもう一度中古の相場で査定してもらう方が利益になる確率が高いです。

こういった点から中古での購入をお勧めします。

 

本日は以上となります。

 

執筆者 yy